11代目のブログ

ウグイス

ウグイスの画像

Sさんという人がいる 六十代後半

庭の石組みや、家の基礎工事、コンクリート打ち、漆喰壁の修理などを生業としている
まだ元気だ
4年前・・、それ以前から、闘病している
しかし、病床にはいない
というか

「寝込むと本当の病人になるから」
と言って仕事をしている それも肉体を使う仕事の先頭をいつも切っている親方だ
決して、命令するのではない
自分が、見せている

でも本当の病人だがなあ、と思うこともある

だから、数人いる職人はよく動くし、定着している それも、腕利き

なぜ、その人と連絡を取ったのか?
昨日田舎に戻ってきた
田舎は、ちょうど、新緑のスタート
田んぼのタンポポは綿毛と黄色の花が半々
アブラナは真っ盛り
人たちは、家族連れで田植え
連休なのに兼業農家は忙しい
山の上は、まだ残雪
しかし丘の上は、常緑樹と新緑の広葉樹の、濃淡が素晴らしい 淡い緑と濃い緑の絨毯

良いときに帰ってきた ハナミズキも見頃だ

その人の仕事場にゴロンと木の切れ端がいくつも置いてあったからだ
これは、薪として欲しい
2時間程度、焚ける量を欲しかったからだ 「軽トラック半車分ね」といった 値段は請求次第 広葉樹の丸太、一部杉もいい 丸太は直径60cmはある もちろん我が家のアメリカ製薪割り機で割ればいい 夏場、暑いときに割り乾かす それが最高の楽しみ 汗を流し冬のストーブでの楽しみを考えるとわくわくする それはやったことのない人にわからないだろう(ごめんなさい) まあ、肉体労働だから許して欲しい

で、電話した
元気な声だ
状況は切羽つまっているようだが、もうなにか・・
パートナーが聞いていて、タケノコご飯を作りながら、「あなたにはできないことね」
と断言する
「できないね」
だわ

しかし、タケノコご飯に入れる食用酒、よく見ると金鶴の吟醸酒、オイそれって・・ 私は、吟醸酒は飲まない 人への贈呈用かお客の持てなし用 私は昔の金鶴2級酒の燗 何が何だかわからない パートナーは、酒をほとんど飲まないからまったくそれが興味がない 目についたから使っているだけだ、それはひどすぎないカイ

もちろん、ガンの試験薬を使っているし、救急車は何回も乗っているらしい 体調が時々悪化するようだ
ドクターヘリも、3回使った、といっていた
試験薬だから、医者が乗ってくるのだ、という
もう、初めて知る世界

そんな、連休の1日
ゆったりと新緑を眺めている

写真 20250504 また、写真曲がっている 申し訳ない 早朝目が覚め、そとでパチリ
ウグイスが鳴いている まだ下手だが、大部いい
別荘を持っている気分だ

贅沢もいいところだ