今日で、○○歳が終わる
明日からもう一歳が加わる
全く嬉しくもなんともないというか、あっという間に加齢していく
家人がケーキでも買おうかというのだが、自分で寿司でも買ってくるからいいと、何ともしみったれた返事をしてしまう
ところで、一昨日、帰途の交通機関を待っていたら、ある会場から華やかな袴姿に着飾った女性やスーツ姿でビシッとした男性が溢れ出てきた
ある大学の卒業式、大学院修了式であった
いい場面に出会ったと、とても幸せな気分になった
父母が付き添っている
何ともいえない気持ちになる
これからの毎日が勝負になるだろうし、その後の生き様はその人限りであろうが、若人には展望はみえないだろう
未来が開けているといえばカッコいいが、苦しさや辛さや試練が待っているともいえる
もっとも、この歳になってもこの先の人生は五里霧中だ
よく生き延びてきたと思うことが多々ある
ふと、Spotifyで、『ベスト卒業アルバム』を聞き始めた
聞いていると
若いということは羨ましいことだ、と思う
もう戻れないが・・
この仕事をしていると
転勤の季節を感じる
駐車場がいくつか空いていく
しかし、4月に入ると駐車場は多分全部埋まっていくだろう
先ほども、HPに問い合わせがあり4月8日に空くところが埋まった。
空き家も埋まった
転勤の若い方だ
希望と不安と、入り交じった気持ちで赴任してくるのだろう
私も引退するまでは、いつも春の匂いを感じ
何ともいえない気持ちで、早春のなかで引っ越しをしてきた気がする
あとは県庁所在にある一室が空いているだけだ
埋まるといいな
今日も暮れゆく
事務作業に1日が流れゆく
○○歳もあと6時間か
惜しい時間が過ぎる
写真 卒業式の余韻 (2024.3.19撮影) 2024.3.21記