11代目のブログ

北欧から

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今年も、秋だ
秋らしい青空が神戸の街からあおげる

神戸の街、この灘の地はすぐそこに六甲山が臨める
細長い土地が南北に延びるのだが、とくにこのあたりは海と山の距離が短い方だ

六甲山 『孤高の人』(ここうのひと)を読んだことがある 新田次郎による加藤文太郎の名を借りたフィクション
それを思い出している
大学時代に読んでいて、憧れたものだ しかし、モデルの加藤さんは遭難して果てている

六甲山とは何か もちろん正確には六甲山脈と思うような長い山々だ 八ヶ岳と同じで、独立峰ではない

それが、現代的なビルの間から、電車に乗っていても追いかけてくる
○○筋まで行って帰り道の急登でも、常に仰ぎ見れる
日によっては、雨まじりであれば中腹近くまで霧というか雲におおわれる
今日みたいに秋の天たかくの日は、見事であるし、西日があたればそれはそれでまた心に響く

さっき、ノーベル平和賞を被団協が受賞したと報道を聞いた
ニュースに、ある代表委員の人と高校生が放映されていた
皆さんの姿はとても尊く思った

しかしだ
めでたいことだが、この歳になるとどうにも反応しがたい心持ちが生じる
どうしてかというと、
生きてきて、こうした生き方は爪の垢のひとかけらもできてきていないと
それよりも、昔々からできないことを実感もしているし、その精神構造を自分自身攻め続けてきたからだ
しかし、この精神構造は多分、無意識下で育ち定着している

地道な信念を持続できない己であると無意識下で認知しているからだと思う

それは、餓鬼道というのかも知れない

写真 20241011撮影 

今日の阪急電車が灘の地を通過する 

並んだ小学生たち、何年生か どこの小学校か 何を学ぶために、どこに行くのだろうか

山はもちろん花崗岩でできたミネラル質が地下水脈をながるる、

六甲山脈は、60kmの長さがあるらしい

ある政党による解散とそれによる議員の身分が天国と地獄という重み、三権分立というものの行政や司法におけるえん罪やパワハラの存在

いやはや
である
そのなかで、生きている我々

ノーベル平和賞
平和ぼけした小生を含めた日本人には苦い良薬かと