11代目のブログ

てぃきぬ

てぃきぬの画像

皆様ご存じのドキュメント72

毎回、放送を楽しみにしている 私は、ノンフィクションが大好きだから
その最後の方にテーマ曲が流れる

『川べりの家』だ
作詞・作曲は松崎ナオさん 

川べりの家は、寂しさと温かさを求める心、とのことらしい  最後くだり 『一瞬しかない』という繰り返しは印象的

退行している己がいる うっとりしている己 それは発達論的なもので局所論的では決してないと思える

さてさて
新日本紀行という、これもNHKの有名番組
ノンフィクション

好きなんだわなあ・・

「朝崎郁恵 あはがり
浮き世 仮島に 何時(いてぃ)がでぃむ 居らりゅむぃ情けあれぃよ 仮那(かな) くぬ世ば うさむぃれぃがでぃ節や水車めぐりあわそてぃきぬあはがりし たましゃ うどぅてぃいきしゃん くとぅあてぃむ 天と大地やてぃきぬあはがりし たましゃ うどぅてぃ」((https://www.nhk.jp/p/fudoki/ts/X8R36PYLX3/faqpage/ 参照 2025年5月29日))

がテーマ曲
なぜか、もの悲しい 白黒の過去の映像がダブる

しかし、奄美の言葉はとても意味がわからない

その意訳は、「この世は神様からいただいた仮の世 いつまでとどまって居られましょうか命を敬い生きていきなさい この世の生をなし終えるまで時はめぐる 水車のように だからまためぐり会える月のあかりの下で 人々は喜び魂が踊り明かすどのようなことがあろうとも 天と大地の間月のあかりの下で 人々は喜び魂が踊り明かす」((https://www.nhk.jp/p/fudoki/ts/X8R36PYLX3/faqpage/ 参照 2025年5月29日))

悲しさと神秘の入り交じって、そしてまとわりつき、からだやこころにしみ込むような、心の深いところに突き刺さってきて、また己の無意識の世界からもれ出るおもいと、いつしか己を霧のように包みかくすような そんな闇の空間が生まれる

そんなこころもちに それは一瞬のひととき・・・ それもひたすら退行してしまっている己だ

もう寝なきゃと思いながら、かいている

疲れも残っているしなぁ・・

写真 20250527 古くからの京への塩の道 そのルートの鄙びた駅舎で列車を待つ 
遠くに塩津がある 

命の糧である塩を馬から舟に渡す日本海から延びる『津』である

心の安らぐ刻が過ぎる

約40分 待った 敦賀行きの快速の時間まで約40分 

さて乗ろうとプラットフォームにあがる エレベータもなく、この駅 長い階段を上がらないといけない 年寄り泣かせ

そうしてフォームにいると、電車は隣のフォームにとまるみたいだ

するすると

予想外の展開 両手を振って最後尾の車掌に合図を送る 
長い階段を降り、そして登る 普段は決してしない駆けっこである

2回、ドアが閉まりますという車掌のアナウンスが地下の長い階段の奥に響く 2回目はもうだめかと思った
あと10段くらい 上がった
待っていてくれた
わかっていてもらえた

息せき切らして、電車に飛び込む
こんなに頑張ったのは、10年ぶりくらいだ

若い車掌のようだった まあ、皆さんに迷惑をかけたなあ・・

なにか、神戸の坂の負荷に感謝したくなった

己のATTENTION不足さ 

もう自嘲しかない