あるアパートを会社でもっている
そこに住む女性から、毛虫が大量にベランダに入ってきていると連絡があった
その方は、1Fだから高さ1m位の壁でくぎりられているだけだから、そりゃ入ってくるよな、と思った
「私見るのも、触るのも嫌いだから、早く処理して欲しい」、との懇願である
以前あった、蜘蛛の巣とりと似ている話である
我がパートナーも同じ虫嫌いであるから、すぐさま連絡を取り、清掃業者に依頼したらしい
私は、女性から神戸で連絡を受けたが、すぐには行動しなかった パートナーがすぐ行動したのを夕方知った なぜなら恨みめいたメールが来たからだ あなたはすぐ行動しなかったが、奥様はやってくれたというのだ
それって、ちょっと待ってくださいよ、だよな
駐車場とアパート入り口でお陀仏していたネズミとは違うんだよな、と内心思った
なぜなら、住居の専有部分は契約書で住まいの方のに自由に使うことを保障している
それは、逆にいうと、管理を委ねているのだと思う
ゴキブリがでても、それはその部屋の持ち主が駆除するのと同じである
それをさりげなくメールの返信に包み込む
私のパートナーは、経験が浅いので、結構その判断がゆるい
さてさて、清掃業者は次の日駆けつけ、まず発生源を探した と同時に薬剤を建物の周りに撒いたようだ
発生源は、隣の敷地の背の高い草というか、細い木の葉っぱ 若葉が美味しそうみたいで、穴だらけになっているという
その騒ぎから、一週間もたたないうちに、またまたパートナーに連絡があった 私にはもう連絡すらない
それは、ムカデの群れだそうだ
なぜ、その人のところに集中するのだろう・・・
一週間くらいあと、ちょうど重要な用件ができ、田舎に戻ったついでに、状況を見にアパートに行った もうもぬけの殻というか、虫食いの葉は全く見当たらなかった
しかし、見てしまったのである コンクリートのついたての隙間から、鉢植えの若葉の姿を それも各種5~6個
これなら、ミツバチが花をめがけて集まるのと同じと・・
また、何か有機質の肥料があれば、ダンゴムシが集まりますよね・・
パートナーが、ベランダの管理の件をメールでお伝えしたらしい
ピタッと、連絡がなくなったと聞いた
写真 20250504 田舎の春の海 風の強い日だった 波紋がきれいだった
ところで、その女性だが、とても感謝している
まず、思い起こすのがおととしの能登半島地震 1月1日午後4時過ぎ
神戸で会社の会議をしていた
揺れが長く、これはまずいと思った
報道がすすむにつれて、新潟は液状化、田舎は津波の情報
ちょうどこのアパートは、液状化の近くにある
困ってしまい、唯一電話番号のわかる女性にかけた
建物は大丈夫そうだが、都市ガスがすべて切れてしまったということがわかる
復帰のボタン押してもらう
また、ねずみ事件も即連絡いただき、二、三時間後には撤去できたのである
持ちつ持たれつ、なのは大切なことと思っている 住んでいる方が住みやすいように、わずわされない生活を、とは思っているがそうは問屋はおろさない 色々な波乱がある しかし、どこかでお互いが折り合うことも大切な気がする
節度という言葉がいいのかも・・