11代目のブログ

たかが数百円の継ぎ手

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 毎日、多忙である。
 次から次へと処理しなければならない仕事が湧いてくる。

 1月1日の地震から始まった。
 家人は4日に帰り、私は県庁所在地の物件に被害がないか確認のため、更に1泊。次の日、5日の午後遅くには自宅近くまで戻ったのだが、買うかどうかの大きな物件が役員から出てきたため県庁所在地までUターン。ついたのは夜遅く。これが最悪。
 次の日からそのためだけに東京から役員が新幹線で来て、ホテルに連泊し2人で検討したが、そのために3日間を費やした。
 買わなかったとはいえ、地震の影響や、それが不動産業界に影響を与えていることを肌身で感じた。

 8日に自宅に帰ってきた。疲れているのに、ブログを書いてなんとなく嬉しくなる。

 やはり、臨床心理学的には吐き出すのは大切なんだと思う。おしゃべりの効用と同じなのかも知れない。カウンセリングも同じ技法なのだろう。

 それと同時に、深山荘の貸し出し準備に追われた。契約書も作成しなければならない。ストーブ一式や畑等の契約書の作り方も難しい。そして12日の契約やその次の日はストーブの使い方を一緒に練習した。
 お住まいになって、満足していただけると有り難いのだが・・・。

 次は、12月末に退去した県庁所在地の物件の改修工事、クロスの張り替えが15日に始まる。前泊する。もう月半ばになってしまっていた。更にホテルに1泊して16日にその結果確認をして帰宅。この辺でもうクタクタ・・
 年寄りには辛い。そして寒いし・・

 しかしやらねばならないことはたくさんある。

 ブログもこの辺で書きたいところである。待っている方もいることが最近実感しているからである。有り難い読者であるから・・・。

 帰宅すると、深山荘のインターネット回線の設計と発注の準備。
 深山荘、敷地も広いし、建物も大きいのと、周囲が限界集落で物騒なのだ。何が物騒かというと、泥棒が出没する可能性が高いのである。人気が少ないと、狙われる。
 まあ、それは日本全国そうであるだけの話しである。
 今回の能登地震でも悪い奴らは暗躍しているという。

 そこで、白髪の紳士に相談をする。彼は、スマートにやってきて、コーヒーを啜りながら話しを聞いて、提案してくる。
 私の案は、私が(大家が)光回線を引いて、私と借主が共用することである。私は、現在設置してある監視カメラの録画装置の管理と、リモートで映像を見ることである。
 借主は、光回線を使いインターネット環境を利用することである。
 そうすると、甲乙(貸主・借主)で回線使用料を折半することができる。
 通常なら、例えば6,000円かかるのが3,000円で済むという話し

 今、アパート経営ではインターネット回線を大家が用意して無料で提供することがあたりまえになっている。無料とは一概に言えないが(その分賃料に上乗せすることもあるから)そういうやりかたもある。

 まあ、これは、深山荘のスペシャルサービスである。

 借主の方の同意を求めながら、ソロソロと進めている。今月の29日に開通する計画が進行中である。こんな使い方をする人は珍しいので、NTTの担当者も心配そうに何回も電話してくる。
 というか、確認をしてくる。簡単にいうと、「わかっていてこういう契約なんですか?」ということである。
 あまりにも心配するので、白髪の紳士が背後にいることを伝えると、今度はそこと連絡を取り合い始めた。
 ちっとも進行しない。

 プロバイダの心配や、ルーターの心配までしてくる。多くの利用者は、プロバイダもルーターもNTTのパックで利用することが多いからだ。

 今回取るのは、「セッション」という機能を使って、1つの光回線に2つのプロバイダを繋ぐという方法である。可能とは思っていたのだが、白髪の紳士から具体的に設定してもらえる。
 白髪の紳士に、サブスクでお願いしているからできることと思う。
 私1人ではできない。 

 12月に購入したばかりのアパートも、色々とトラブルを起こしてくれる。地震の影響で洗濯機と水道蛇口の継ぎ目、そのプラスチックの継ぎ手にひびが入り、水が漏れるというのだ。管理会社から連絡が入る。これが18日。

 まだ続くのだが、疲れた・・

 出来事を思い出しながら書くのにだ。
 継ぎ手の問題は、工事はあっという間だが、誰がそれを負担するかが困ってしまうことになって、錯綜してしまった・・、ああもうやめた、次の機会にしよう

写真 パリの街角もカフェ モンマルトルの近く 買い物に付き合うのは嫌なので1人でビールを 至福 (撮影2023年6月) 2024年1月24日記

追伸

 手前に写っているイタリア製のニシンの缶詰が最高に旨い