スマホが突然、ここ一週間歩行数が急激に変化したと、報告してきた 律儀なもんだ 田舎は車社会だから、当然そうなる まあ、明日も天気が悪いから・・ 歩く気はない 天気が良くとも・・ ズボラだから
タケノコご飯 吟醸酒入り これが、砂糖の入ったような甘さが残り、参った パートナーナーに苦情を言ったら、味の調整をしてくれたが、新たな発見ではある・・
つまり、何事もほどほどが大事なのかも知れない
憤懣やるかたないことがあった
ある金融保険についてである A社としよう
小さな支店のそこの、トップクラスが私の担当である
なぜ、トップクラスが私の担当になったのかは不明である 今までは若い人だったからだ 地震の補償時からそうなった
今、保険業界は、地震後の保険のかけ方が変化している それも、能登地震の影響が大きい 田舎は、そこに近接しているから、この地方だけなのかも知れないが というか能登沖地震のまだエネルギーの蓄積したままの活断層が走っているからだ
既にかけている保険の継続なら良いのだが、新規は築年数が限られているようすだ 私の必要とする保険は、築年数が明治時代だから、もう継続、継続しかない、ということだ
蔵の保険が5年の満期を迎えた また、継続するには、14%の追加金が必要である 具体的には7万円である そこで、呼び出されて訪問した 必要と思われる市の証明書を持って行った
突然、そうしたら突然、それは蔵ではない といわれた 父の時代からお付き合いのある金融機関で、いままで蔵となっていたものが、木造2階建てだというのだ 確かに、市の証明書にはそうある しかし、それはあんまりだ だって、蔵の形態はしっかりある 土壁の直方体で、防火構造となっている それが納屋だと言えと、言われるのだから 白のものを黒と言えというようなものだ いままでは、こうした内容はブログには入れないようにしてきた しかし、まあ、こんなことに腹を立てる、成仏できないくたびれた高齢者の愚痴と思っていただきたい
「写真を撮って、本部に送って審査してもらってくれ」というのだが、「じゃあ止めますか」という 他に保険に入れないから、飲むか飲まないかになる
母屋が明治16年だから、蔵も似たようなものだ
「明治の時代の納屋か・・・」
全く強硬で、とりつくしまもない あまりにも、あまりにもである 強く話しをするが、それを逆手にとり、ハラスメントだと言い始める あげくに心が傷ついたとまでいわれては、どうしようもない
難しい時代である 客が逆手にとられてしまう
しょうがなく、では、木造ではいくらの追い金が必要か、というと、見積もるという
若い営業担当が待っているとつくってきた 約2倍である また難色を示すと、「じゃあ止めますか」とくる
全くもって、にっちもさっちもいかない
その人が、リーダー的存在だから、もうどうにもならない まあ、いいや、と「じゃあそれでいいです」という そうしたら、証明書のコピーをとらせてくれ、という 「世の中の建物のほとんどが木造ですよ」というが、これまた通らない
木造であることの証明書だという
証明書って、特別な場合につかうんじゃなかったけ そういっても、「そうなっている」との一点張り
身分証明書を、かざしながら生活するようなものである スーパーのレジでも、はい、身分証明書の提示を・・・ 全くもってプリプリ怒りたい、である
ふと、案内チラシに特別な場合には証明書が必要、とあったな 思い出した
それをリーダー格と、担当に示す
事態が飲み込めたようだ 奥に引っ込んで相談を始めた
すると、戻ってきて、もとの捨てた、ページ数の欠けた14%を取り出し
「こっちです」
何事もなかったかのように、示す
参った、参った
しかし、仕方がない
写真を、明後日に撮りに行くことにし、いやな気持ちで家に帰った
家に戻って、まあ、結果オーライならいいやと言い聞かせる
翌日、夕方になっても、あたりまえのように、捨てた破れた書類を入れ替えた、その失礼さが納得できない それと、上では書かなかったが、個人のプライバシーに対して、無頓着に聞いたりもの申してくるのが一番、根底の腹立たしさである それが一番、私の心の奥に入り込んでくる 鋭い刃物でえぐられるように・・ そして嘆息である 仕方がない、生きているからな
世間(度量)が狭いというか、謝れない人なのだろうか でもリーダー格だ この手が常套手段なのだろうか
今回はここでお終い お後がよろしいようで・・ あとでさかさオチはあるのだが
写真 雨の東京駅八重洲口に向かっている 銀座近くの出版社からの帰り道 急に降り出した雨 初夏の風情があった 2025052
さかさオチ
運命は、天から降ってくるのではなく、自分が経てきた結果でしかないということだと理解し始めている つまり、先祖が土壁を塗り、防火構造にした、その営みを忘れろということなのだよ ねえ、リーダーさん
私は、そうしたあの時の結果(リーダー格との)を受け入れることが運命かというと、それは違うと思う 受け入れてしまうと間違った運命を選択してしまうと思った しかし、明治のもの 昔はいざ知らずこの時代は、やはり保険は必須である
明治時代の、2階建て木造の単なる倉庫でしかないのか それは防火構造でないのだが・・ 辛いよ
そうした運命は受け入れられない そこに、話しのそこここに、私の個人的なプライバシーを加味してくる その、狭い考え方は私には息苦しい
結局、他の部署の同格の担当者に電話して、事情を示した だから、何とか蔵に落ち着いた 現地調査付きで
他の部署とは、本社の総務部である
青菜も塩かけられて、萎えてしまったようだ そして、白は白だったようだ 職業に貴賎はないということも、実感できた だから、私のプライバシーと白色とは関わりはないということだ つまり、保険は保険 ドライにお願いします
大家族制度下の遺物を預かった身は、大変だわ 特例を求め続ける必要がある 相続させるのも気の毒だ ま、自分もそうだったが・・ 憤懣は、形を代え、溜息に代わっている
追記 標題について、本文で触れてないことに、気づいた 蔵の断面は30cmはあろうかという土壁である なかに竹が稲縄で編んであり、そこに土を混ぜるのである 土といっても、赤土とか稲わら屑とかを調合したものでベトである それを何層にも塗りつけるのだが、乾かしては塗り乾かしては塗る だから1年は優にかかる代物であり、その間、人の作業する姿を見ることは希である つまり、塗っては乾かしの繰り返しであるという代物
そうこうして、土の直方体ができる 屋根は風で飛ばされないように乗っけるだけ 屋根は燃えても、直方体の天井が残る 周囲は、白と黒の漆喰、黒の壁板でシックに衣を纏わせる
さてその次は内部である 木材の骨組みを入れ、2階の床や階段まで設置する 電気配線はしない 漏電が怖い 懐中電灯か、少し開いた換気の窓からの明かりである 窓は鉄格子で内部を守る 非常時は必ず閉めないといけない
だから、決して木造ではない あえて言うと、土壁づくりの直方体形状のものである
あるリーダーと、木造づくり論議は全く,
話しの噛み合わない全くバカバカしい、ひたすら 笑える話しなのだが、真剣に議論するところが、今思うと可笑しくて、さらに圧倒的に馬鹿馬鹿しい
「いとをかし」
まあ、滑稽だ!、の意