一昨日、神戸に戻った
それは、新潟でマンションの売買契約を交わしたからだ
初めてお会いする方、Nさん
お会いして、やはり私の所有していたマンションについてご理解いただいて、購入いただけていることを確信した
つまり、価格相当の価値を認めていただいているということである
これからも、おつきあいできる方と想った
楽しいことである
昨日、孫のピアノ教室につきあった
両親は、自宅で孫娘とゆったりと過ごせる
それは、私の心を安心させる 毎日、多忙な2人である 掃除や洗濯、そして部屋のかたづけ そんな時間を提供できるとすれば、嬉しい
来月のピアノ発表会が近づき、といっても近くの喫茶店での4,5人の幼子のミニコンサートである それはそれでとても可愛いものになるであろうし、演奏者も仲間とのふれあいになるであろう
昨日の1時間の教室では最後に、4台のエレクトーンを使って、クラリネット、フルート1、フルート2、ホルンのアンサンブルで演奏させた ピアノで演奏してきたロック調のビートのきいた曲をだ
皆それぞれ、器用に弾くが、先生は言った
「自分の演奏しない曲間で、他の人の弾いているのを一緒に聞くのが大切」と そうしたら、4人が完全にまとまった すごい指導力だ アンサンブルの極意なんだろう
自分は、音楽は音痴であることは重々承知している しかし、独り教室内に入れていただく いつも先生は当たり前のように受け入れていただいている
それは、音楽の楽譜をどのように幼児たちが読んでいくというか、体感して過程を知ることができる
字を覚えるのと一緒のような感覚
今日は、堺に出かけた 旧知の方と同道である 堺の歴史を市立博物館で見ることである 特に、堺の発展の歴史を知りたかった
堺市駅で降りた 堺駅でないのが面白い 堺とは河内と紀の国の境と初めてしった その市立博物館は堺駅の近くでなく、大仙古墳のちかくにある 同じJRの駅の二駅先である それを知らなくて、タクシーになってしまった 大仙古墳といっても、教科書に載っている仁徳天皇陵である 仕方なく、タクシーでそこにむかう 約束の時間に遅刻である
その周囲は古墳だらけである タクシーの運転手は、「ごりょうさん」ね、といって向かってくれる 齢は聞くと、80歳という 今の境遇をそれとなく話してくれる 奥さんは元々いらっしゃらなくて、独り生活、タクシーを営業することで、心の癒やしになっているみたいだ タクシー免許は毎年更新が必要とのこと それが健康維持の秘訣という そうか、と思い、身につまされた
ごりょうさんか 博物館のあと、一休みで、早いランチをとって向かう 男性の年配のガイドさんがいて、「説明しますよ」といって話してくれる 面白かった そのあと、壕をはさんで『ごりょう』に帽子を脱いで一礼 すがすがしい気持ちになると同時に、今から一千数百年前の方々の文化の高さにご挨拶をした
そんなことで夕方4時帰宅した 駅から急な坂道を少し登る 瀬戸内海からの生暖かい風を後ろに感じ、それに押されながらで、どっと疲れが出た
写真 20250622 ごりょうさん またかなり曲がった ごめんなさい その姿は単なる山としかみえない
疲れて帰ってきた どうも、ここ二、三日の疲れも一緒だったのだろう 帰って一杯やって、寝ていた 今0時過ぎ 起きた
堺にも行けた この便利な地域にいると、『小さな旅』ができる それは、理想の生活だ
明日は、明後日の日本金融公庫の担当者との面談のための最後の書類の点検 お金を借りなきゃ 改装工事もできないし、実入りもないから
次の小さな旅は、もう一度堺にも行きたい なぜなら、JR大阪環状線で居眠りをし、大分回復して、阪急電鉄で、堺の地域パンフレットを読んだからだ そこには、堺の街を、護るための環濠舟巡りがでていた また、鉄砲鍛冶の工房の古民家も今日は割愛した もう歳だから今日は満腹であった
ただ、ごりょうさん に参拝し、古商家を一つ観た 山口家住宅という なんと、400年前という 秀吉だったヶ 堺に火をつけたのは 燃えたので、いまある古い家は、すべてそれより新しいものしかないのだ 山口家住宅、当時の商家の繁栄を感じることができた なにしろこじんまりしているが、そこには佇まいの落ち着きがある 金をあしらうという贅沢ではないが、質素な贅沢というか・・ そう銀閣寺のイメージ
知人に、今日のお礼と疲れたことも伝えたら、『秋ね』といわれた 秋に涼しくなってからということみたい
堺市 観光地ぜんとしていない 単に古い家が少し残り、あとは何も残っていない その環濠で囲まれた区域もとても広い よく見ないと何にもない今の町並み
しかし何かそれが心地よかった 気取っていず、それと今から千数百年前のいにしえのロマン
いい日曜日だった・・