11代目のブログ

儀式のスーツ

儀式のスーツの画像

 冬が一進一退している。
 あと2日でMarch

 確定申告をイヤイヤながら進めている。
 また、あちこちの物件からどうでもいいような問題が発生し、苦情も届く。
 こんなことで目くじらを立てるのだろうとか、稚拙な知識で操作して周囲を困惑させるとか。

 また、この季節は異動の月
 内覧の照会があったりする
やはり決まれば嬉しいし、縁がなければこゝろは穏やかでない
 空室率が低いのは有り難いことである
 それは、利益が上がるからというものでない。
 それは経営が安定するからである。修繕費を捻出したり、新しい設備にも更新できる。
 オノレは歳を取るが、世代の流れがある。
 それに合わせた、住居環境を用意する必要がある。
 今の若い人は、和室を極端に避けるし、フローリングの広いLDKを好む流れである。 間取りを変更するには、たいそうな改装費がかかる。
 大家業も大変である。

 ある貸家に対して、駐車場を用意した。100万単位で経費がかかる。
 ある貸家の基礎が悪天候で壊れた。これだって数十万単位で出費がある。
 これらの工事の施行管理は、全部自分がしているから、職人の手配から完成まで気が気でない。やはり良い工事をしてもらえるところに依頼しなければならない。そして気長に待たねばならない、工事着手まで・・

 そして、今回の地震の被害回復工事も同時進行である。
 漆喰壁、鎧板張り、いぬばしりにそれぞれ亀裂が入っている。
 職人が足らない・・・

 自分の人件費を考えないから、何とかやっていけるだけだ。

 話しを変える。
 この3月半ばのある日、孫の卒園の日になった。
 またブログをお読みの方はよくご存じの神戸に出かけることにした。
 父親から、何と、スーツをもってこいというメッセージが入ってきた。 「そうか、あたりまえだよな」と思う。そして、「そんなめでたい席は久し振りだよな」と思う自分にビックリした。
 そんな、改めた席に出かけることは全くなくなっている。
 おのれの社会参加が低いのかも知れないが、コロナの影響ですっかり会合が途切れてしまったのだろう。
   
そうそう、住人からの苦情に、職人と連絡を取っているがちっとも問題のところが修繕できないというのだ。確かに、私の手はずも遅れたのだが、おととい職人がコロナにかかり今日の工事が一週間ほど延期になったというのだ。
それはそれで仕方ないが、延期はいいが他の職人がいないかというメールに返事がないというのだ。
立腹されてるようで困惑もするが、どういう理由でも、ほらほら、『お客様は神様です』になってしまう。
娘の八島美夕紀さんによると、『お客さんの前では全力で最高の歌声を着せることだ』という意味のようだが、それであれば、すぐ別な解決方法を探し、見つけ、住人が満足できるようにするより仕方がない。方法がない。

 家人はそんなに力むなというが、それは性分でもあり、やはりプロとして面白くない。

 夕方までに、旧知の社長に窮状を訴えた。
 彼なら大丈夫
 夜メールが入り、その方のいつも様子に安心した。

 ところが、さらに遅い夜、家人が「家賃は是非、毎月お持ちしたい」とある貸家の奥様からメールが来ているという。貸家の契約者に先日お断りしたからだ。これは全ての借主の方に振込をお願いしていることだ。経理上もそうだが、各自が勝手にやられると困る。

 そこを奥方同士が、奥の方で処理するのは、まあ、飯を食わしてもらている弱みがある。痛い。

 家人は自分が担当するから、納得しなさいとのこと。「本当に全く」、と思う。

 でももう返事したみたい。仕方ないので成り行き任せにすると腹を据えることにする。いろいろアルわ・・

 さて、中旬の神戸行きは、スーツを着るだけでなく他にも用件がある。卒園の日の何日か後に、孫たち家族がすぐ近くに引っ越しすることになっている。その引っ越しの手伝いもする。
 役に立たないが、細かい用事の解決を手伝うことはできるであろう。
 孫の習い事の行き帰りも手伝えるかも知れない。
 でも足手まといにならないようにしないと・・・、歳だから
 そして、買ったばかりの神戸の2つの物件の工事を進捗させること
 はやく募集できるように工事等を進めないと

写真 昨日の春 (撮影2023年3月19日) 2024年2月28日