昨日は、朝雪が積もっていたのだが、午前中にすっかり消え、午後はぽかぽか陽気
9時頃、親しくしている60代前半の親戚の女性のところに用があって出かけた。
小さい頃から顔は知っていたのだが、都会地に住み、親戚としてあまり接することがなかった。だが、彼女の父は私の従兄弟である。高齢になった父親の介護のために、数年前にUターンしてきたのだ。一昨年、従兄弟は亡くなったがそのままこの地に住んでいる。
家は古民家であり、広い屋敷がある。
維持に手こずって過ごしている。
彼女との用を済ませ、その後は、寿司を買いに行って誕生日の昼を過ごした。
午後になると、あまりにも暇になってきて経理作業を始めた。暇つぶしにはいい。
ゆったりと整理し始める。月末まで何日もあるので下準備であるが・・・。
それも面白くなくなって、昨年から読み残した新聞を6つ、7つとりだして読み尽くした。
しかし、こんなに歴史が不安定というか、毎日毎日、戦争やら政治や経済の混乱や、日々の生活の見通しが立たないことが起きるのだろう。
その克服の努力の過程が歴史であるし、文化や文明の発達というものかも知れないが、私みたいな高齢者には、何ともいえない心の痛みを覚えると同時に、考え込んでしまう。
記事のなかに、義務教育における給食材料の高騰で業者が赤字に悲鳴を上げてるというものがあった。確かに、NHKのクローズアップ現代で取り上げられていたみたい。家人が驚いていたので、見知ってはいた。
やはり、食糧事情はその人の体力や頭脳に大きく影響するのであろう。そして、そのことで一生異なる生き方が訪れるに違いない。
運命というには、少し辛すぎる。
明日というか、もう今日だが、この婿住まいの家の改修をすることになっているため、ある社長夫婦が来られることになっている。
先日、社長を息子さんに譲られた会長夫婦である。私たち夫婦と全く同じ年代である。
改修するのは、水廻りの配管と風呂の入れ替えである。
まず、婿に入って困ったのは、お湯がチョロチョロとしか流れない。数年前の深山荘と同じである。
またか!!と、ふてくされて過ごしてきた。
要するに鉄管が錆びて詰まってどうしようもないのだ。35年前には、現在のようなプラスティック製配管がなかったからだ。
それと、風呂が寒い。
夏以外は入る気がしない。
それも、タイルが張りつめてあって素晴らしい造りの風呂場であるが、パネル製のバスルームと異なり暖房効果は全くない。
同じ頃建てた、『深山荘前の家』はパネル製バスルームだ。私がタイルを張るだけの経済力がなかったのが幸いしている。
地震でタイルが剥がれそうになっている。風呂場も台所も。
保険金も涙ほど、わずかに出るのでそれをテコにして、改修をすることにしたのだ。あと何年住むか知れないが、次世代が帰省の時に困らないようにしておきたい。
昨日から『ベスト卒業ソング』をSpotifyで聞いている。今流れているのは、グループ『いきものがかり』の曲は『桜咲く街物語』だ。
閉塞した年寄りの毎日を明るくしてもらえるのは、若さという希望しかない。
写真 春の幸せが欲しくて桜餅を買ってきた (2024.3.23撮影) 2024.3.23記