11代目のブログ

やばい

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おととい、線状降水帯の上空を飛んで、次男家族が予定どおりに田舎に来た
いつものように、発着場のなかの洒落たカフェで、飲み物をゲットして、別荘に向かう

今年は、どうしてもあることをしたくて、打合せをしておいた
それは、信心深くはないが、罰当たりなことはできないという、無定型な信仰心である
父親の17回忌と母親の13回忌であるが、適当にズレているが、しないよりましというものである

まず、住職に事前に連絡し、日程調整 まあ、次男の幼いころからの悪たれ仲間であるので、どうにでもなるというか、そうさせてもらっている

墓前での読経、孫たちは初めての体験 嫁は、私たちの墓を神戸どうしよう、ビルの中かな

何て、この先をことをいっている 妻は「あんたたちもここへ一緒でいいんじゃないの」なんて呑気なことをいっている

墓前で、「最短でやって」といったら、「般若心経」を・・と、住職がいう 男孫は、「頭がはげていると」背後からささやく 「いや、剃っているんだよ」というと、さらにしげしげとはげ頭を見つめる

それから、本堂で一騒ぎして、さらに車で位牌のある田舎の別荘で、読経と供養をする手はず

ここでも「ごく短く頼みます」というと、住職「じゃあ10分」と、読経が始まる
男孫は、正座もできないが、無理矢理させて、手を合わせさせる
女孫は、母親の膝の上で手を合わす

男孫は、10秒も保たず、すぐ外に出ていった 好きにさせないと、嫌いになっては困る
だいたい、ことの流れは承知できるはずだ それでいいのだと思う

三体の位牌のすぐ横に、妻の両親の写真があるが、2人は日蓮宗 当家は真言宗 
かのむかし、今から800年前、日蓮を激しく排斥したのは、地元の真言宗の寺院
何か笑えるし、住職はデジタル時計を何回もチラチラみながら、10分の約束を果たそうとするが、何か本末転倒している気がする 『まあ、いいか』の世界である

そんなことで、先祖への義務を果たしたつもりで、自己満足

その夜は、バーベキューとなる かまど当番を仰せつかるが、毎年点火に一苦労するので、着火剤を買いにホームセンターに
安い、ミャンマー製のものをゲット 早速、珪藻土の七輪と、ステンレス製の七輪をもちだし、木炭と豆炭を詰めた状態で点火する あとは、団扇の登場でパタパタやったが、着火剤効果はてきめん

昨年までは、杉の枯れ葉を使っていたが、大きく燃え上がるため不適と思ったから、今年は着火剤を代えた

さて、周りも暗くなり、即席のバーベキューの場のセッティング
まず、ビーフから
孫は大好きだから、くらいつく
どうだと聞くと、「ヤバイ」 何度聞いても、「ヤバイ」としかいわない

昨夜は、私以外で小さな港町での古くからの花火祭にでかけた
約40分 550発の花火だそうだ

帰ってきたので、「どうだった」
男孫は、「ヤバかった」という
語彙がないというか、なんとも不可思議な言葉だ
いまから三十数年前、突如現れてあたりまえの日本語となったが、何にでも使える便利語だろうが、年よりには、ほとんど理解できない

チョーリカイフノウダ

ヤバイ

写真 20250809 まだ残っている、西からの停滞前線上の名残の雨雲の塊 まだまだ、結構な一過性の雨を降らす