11代目のブログ

藻の化石

藻の化石の画像

昨日は、朝からバタバタしていても、結局出かけたのはお昼直前の12時前
何をしていたかというと、一番早いのは小生 NHKニュースを見ているし、HPの点検
次は、孫娘で7時頃 起きたら応接間をのぞいて、小生を発見すると「アンパンマンみたい」とYouTubeを所望する 三歳になったばかりだが、お口が達者
それから両親は、8時半ころボソッとおきてくる 前夜が早かろうと遅かろうとこれはほぼ変わらない

三歳の孫娘は、なんと小生のパソコンを扱い、Googleミニスピーカーを聴診器兼治療用具に見立てて、女医さんに早変わり

「おじいちゃん、診察します このいすに座って下さい」 「はい、どこが悪いのですか 教えて下さい」 そして、ジャラジャラとキーボードを適当に叩く 仕方ないので適当に「頭が痛いです」、というとミニスピーカーを額に当ててくる 「はい、少し熱がありますね」 「ではおしりもみますね」 とか何とかいって、テッシュを丸めて小生の尻を拭こうとする 「いやだよ」、といっても無理矢理押しつける

ちょうど、絵本の『おしりたんていシリーズ』が大好きな時期 まだうんちは紙おむつのなかだから、まあ、フロイトのいう、肛門期 (anal phase) 「1歳半~3歳半ごろ」だからなァ
なんて納得している

それから食事 妻が早めに起きてつくっているので、親どもはいつもと異なり、上げ膳据え膳のご優待

そして着替えや、孫娘のお通じの始末があり、女性陣特有の作業が加わり、さらに時間がかかる そうすると半日が終わる

昨日も夏らしい日差しのなかで、賑わう海水浴場に出発する
男孫は大きいなりはしているが泳げないので、大きな浮き輪を調達してある

あとで見に行くと、2人とも波打ち際近くで、ぷかりぷかりと楽しんでいる
そのうち、孫娘が楽しみにしていた『公園での砂遊び道具』は、波打ち際での砂遊びになる 小さいころから砂遊びは、保育園か公園でしかしないものと思ってたようだ

今までの季節外れの梅雨前線停滞で、海は濁り浜にもかなり打ち上げられたゴミ様のものも多い
そんななかで、タモで底を浚うと、小さな魚が数匹 なかにはヒラメらしき幼魚も 
だから、昨夜は絵日記は、ヒラメの観察になった

暑いので一度帰って昼寝 そして小一時間後に再度そおっとみに行くと、車の周りで帰り支度
これからどうするのかと聞くと、妻の弟夫婦のところにお盆周りするという

じゃあ、男孫が主張していた、化石取りはどうするのと聞くと、行く時間がないという
すると、次男が「じいちゃんと一緒に行くか じいちゃんの車で化石取り?」
ときくと、「ウン」という 
心のなかで、『面倒くさい』、とおもうが仕方ない ノコノコ二回も見にでかけた罰だ、からとアキラメル

車で、15分 途中ホームセンターで750円の金槌を買う また年金が減るが、仕方ない むかし、化石の貝殻が良く出た、海岸沿いの大きな崖

さてどうなるか どうも、崖下までは倒木があり行けないようす
15~35cmくらいの頁岩の塊が海岸の石に交じって打ち上げられている
そこを叩けというが、割っても貝殻なんて含まれていない
男孫は、そこらの石を勝手に叩くが、少々の力では割れるはずもないくらい固い

だいたい、虫も触れないし、頁岩を割っても触るのを避けている
都会育ちの『こまったもんだ』と心のなかでおもう

そのうち、頁岩を見分けられるようになり、叩くと割れてなかから化石化した海藻の跡が見えるようになると、少しはさわり始めることができるようになった
まあ、一つ一つの体験か、と思うこともできるが、かったるいことおびただしい

夜は、前にブログで書いた捨て猫の和食専門店『K』でお膳料理
次男家族は、いろいろなところで食事をするが、こうした和食専門店での会食は初めて
心づくしのお膳は、素晴らしく、男孫は大人1人分をペロッと平らげていた

神戸生まれの奥さんと、神戸育ちで在住の嫁とのマッチングができとても嬉しかった

さて、夜8時帰宅 
男孫は、突然絵日記を書き始める まずヒラメ 花火後は海藻の化石 2回分 

この子の、そういうところが好きだ
夢中になれるところと、それを持続できる
絵も好きだから、それなりに描く
文も巧いとは思わないが、自分のことばで心情を表現しようとしているところだ

遠い昔、夏休みの宿題であるのだが、いつも2、3枚の下手な絵と1行の文しかなく、先生に提出する日が近づくと、憂鬱さが日に日に増していった、あのころを思い出す

男孫はそうはならなかったことを
とても幸せだと思う
オノレを、外から歳とったオノレが見つめている

孫たちは、外で最後の夜の花火大会

写真 2025010 遊びほうけた夜があけた、下足が散らかった朝の玄関 そして鬼の居ぬ間のブログ書きで、うさばらしさ

奥にピアノがあり、立派げにみえるが、『ゴミ箱行きのピアノ』がそのように演出しているだけ
調律師が、玄関にあるピアノを調律したのは初めてだ、といってたらしい

よく考えたら、捨て猫でなく、捨てピアノを飼うことになったということか・・