11代目のブログ

早生まれ

早生まれの画像

早生まれって今の人は知っているだろうか
同じ学年であるが、次の年の1月から3月に生まれた人たちである

これって、意外とテーマになると思っている
なぜなら、小さいころはよくわかってなかったが、月数のギャップに苦しめられたのが後々よくわかった

朝起きるが、早い 起きてしまう すると海を見に行く
今日は、海岸には散歩している人たちがいる
みていて、今日もいい日と思える

昨日もそう ただ、霧が集落を包み込む風景 独特の風情
それは、写真のとおり

家に帰り、パートナーはまだ寝ているので、また山の方に行く 墓のあたりだ
そして帰りに、母校の小学校の近くに実家がある、同級生がその前でぷらぷらしていた

彼は、東京に住み、母親の95歳の新盆で家の前にたたずんでいた
彼は遅生まれ

保育園から小学校まで、そして接点はなくなったが高校まで同級生であるが、羨ましい人だった 同級生として、憧れた

それは、スポーツも友人の数も全て、オノレには達せられない存在であった

まあ、一回だけ親切にしてもらった淡い想い出がある 保育園で一緒に砂遊びをしてくれた
多分、一回り小さい幼いことしかできない友に歩調を合わせてくれたに違いない 彼は4月生まれだと思う 私は3月22日生

その後、保育園には通わなかった 小学校入学まで、自宅で不登校を貫いた

そんな、彼と話している自分がいる
彼は、昔の彼だが風貌は、よき経験人の風貌
オノレも同じようなもの

さてさて、15分くらい世間話 別れて自宅へ

うるさいのが帰り、清々していた夕方、いつも庭の松の剪定を頼んでいるご夫婦が訪ねてきた
それも、奥さんの手作りの饅頭を持参して
ご主人は同じ中学の4年下で穏やかな人柄である
奥さんは、中国の、多分東北部の出身
だから、本格的な、中国北部の主食である
いただくと、お焼きみたいなものだが、ほのかに甘く、なかには何もつまっていない
しかし、ホノボノとした気持ちになれる

何かもぞもぞしているのだが、お話を聞くと、手持ちの古いトラクターを譲って欲しいということなのだ

アレはなあ
なのだ

そう
母親が死んでくれて、軽トラックを買い
それから古屋の改修に取りかかり、ストーブを買い、自由気ままにやることができたときに、薪割り機をアッチコッチに動かしたり、畑を耕すために12万円で買ったものだ
稲作耕作をしなくなったところから、出てきた掘り出し物

母親が死んでくれてというが、全てに反対して、困っていたからだ
プリウスαの後部から突き出して、草刈り機をあちこち持っていくのは、やはり不便だし、ご近所の農作業のプロの手前、何となく恥ずかしい

買いたいというと、「そんなもん何する」
恐ろしい剣幕
ボイラーのお湯も鉄管がさびてチョロチョロしかでないのだが、「それがなんだ」、「何も不自由はない」

オイオイなのだが、これはやはり突破しにくい

すっかり、農作業もしなくなり
トラクターは、畑のセイタカアワダチソウ対策にしか使っていなくて、神戸で生活を始めてバッテリーが上がって、困っていたところだった

奥さん、日本語は下手で、売って欲しいという 自分が畑を耕すのに欲しいらしい 興奮すると日本語のようなそうでないような中国発音になり、立ち上がって完全中国語に変身

わかりませんって!

貸そうかということから、あきらめて売ることにした
1万円さ

写真 夏霧につつまれた早朝の集落 20250813

昔の教育って色んなことがあった 小学校だって教員の体罰はあたりまえ みな下駄はいいほうで、ゴムの短靴 遊びは男の子が三角ベースというか、野球まがい 女の子はおはじきとか、ゴム跳び

知能検査もさせられた 簡単なもので、もちろん結果は内部留保

それはそうと、長じて知能検査をする立場になった 知能検査の内容は省くが、その結果、数値があたかもその人の能力にみえてしまうというか、一人歩きしてしまう

そういう怖さがある

それも省く 実は、子供用の知能検査は実に慎重につくられている むかしの遅生まれと早生まれは明確に分析が異なる 数値が分けられて、それぞれが別判断になるくらい、発達状態が異なるのだ

つまり、彼とオノレは別な成長度合いだったので、オノレは不登校になったのだと思っているが

それは思い込みでしかない しかし、家でぷらぷらしている長男を心配したり、放っておくこともできず両親は困ったのであろう

そんな襞 少しきずついたものは、ずうっと引きずってきたが、このブログで癒やされている・・

吐き出しているからだ