午後２時頃から、雪がシンシンと降っている。
綺麗だ。
しかし、寒いところは嫌いな私はぬくぬくと、レンガ暖房機に頼っている。
そして、 Google Home Miniがクリスマスソングを奏でる。
ちょっとした良い気分だが、この歳だから許してもらいたい。
ＪＣＰＺとかいう聞いたこともない内容が、昨年冬からいわれ始めた。長期予報は、温かめだという。
よくわからない、雪は多いのか少ないのか？
雪国で駐車場を経営していると、とても気になる。
雪は変な降り方をする。
まあ、大方ならすと、例えば、多い地方とか少ない地方になるが、それでも凸凹がある。極少なくても凸凹があると、とても困ることになる。
若い頃、あることで２月末頃広島地方に出かけた。天気は良いのだが，ホテル泊の朝に起きてみたら真っ白、後で聞いたら普通タイヤで走るためあちこちで車両事故が多発したという。
そんなもんで、この地方はそんなに雪が多くはないのだが、冬の駐車場管理は困る。多くなくても、車は３０cmあれば動けない。
昨日、結構な雨の中で深山荘の借主の方に引き渡す中仕事をしていた。すると、突然に軽乗用車と車両運搬車が現れた。男性３人。
よくよくみると、私の高校時代の同級生の男性と若い２人の男性が突然敷地に入ってくる。
同級生はいつもお世話になっている車両関係の会社の社長である。
「前からいわれていた除雪機を取りに来た」という。『エーそれは、春先の話しでないか』。その紳士社長から６年前に中古で買ったのだが、最近使わないので売って欲しいと紳士の奥さんに電話したのが、春先。
「何も連絡がないから具合が悪いのではないかと思っていた」、と社長。『エー、それはコッチのいうこと』と思うが、３人に圧倒されて、なすがまま。あっという間に奪われてしまった、ような感じ。『売って欲しいと言ったのは確か』だから、まあそれも仕方ないか。
電話の１本も欲しかったと思うが、まあやってくれているから良いかと思う。世話になっているから。
どうして除雪機を持っているのかって？
駐車場の除雪のために良いかと思って買ったのだ。軽トラックに乗せてあちこち運んで使っていた。
だんだん歳とってきて、体力がなくなってきたのと、実はＪＣＰＺのせいである。昨年体験したのだが、雪が重くなっている。そして、青みがかった、海水の色みたいな、べっとりとした雪に変わってきている気がする。
だから、除雪機の機構に合わない気がする。除雪機といっても、ロータリーで掻き込み筒に押し込み飛ばすのだが、筒に詰まる事が多くなって誠に往生するようになっている。
それで、歳もあり手放そうと決心したのだ。
突然きたのは、多分、除雪機が欲しいという顧客が現れたのであろう。雪の季節は目の前。
「錆が来ているから、それなりの値段な・・」
といいおいて帰っていく。
うなずくより仕方ない。
５万か、７万もあれば御の字か。
７万では、ドローンは少し足りないな・・
白髪の紳士が、春からのドローン講習を誘ってくる。
この歳で、ドローンか
まあ、若返りの術に嵌まるか
写真 神戸の街にもクリスマスがやってきた (2023年12月ミテネよりパパ撮影）２０２３．１２．２１記